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7月29日（土）30日（日）、2日間にわたって開催された小学校英語教育学会全国大会に参加しました。

小学校英語教育学会は2000年に設立された小学校英語の実践者・研究者の研究団体で、小学校英語の教科化に向けてその学びをどのようにデザインするかを実践と研究の両面で探求・創造を重ねています。  第17回全国大会は神戸外国語大学で開催されたので、初めて大会に参加してみました。

教育大学の大学院生らの研究発表や小学校教員の実践報告の他に神戸市立東町小学校6年1組の先生と生徒達による公開授業もあり大変興味深い内容の2日間でした。

総じて、小学校の先生方は小学校での英語教育は中学の英語授業の前倒しになるのではなく、生徒たちが英語で外国の人たちとコミュニケーションをはかることの楽しさを体感し、もっと英語を練習したいという意欲がうまれるような授業デザインを一生懸命探っておられるということを実感し、特に現場の先生方の努力に頭が下がる思いでした。　実は、James Language Schoolは11年前の創立時からずっと、児童期に英語への興味を持ち始め、もっと上手になりたいと願う子供たちが大人になるまでずっとそのモチベーションを持ち続けられるように、年代に応じた練習でコミュニケーション力を磨くレッスンを行っているので、こうして小学校の先生方も同じ気持ちで小学校英語に取り組まれていることを確認できたことはとてもよかったです。

ただ小学校英語と中学英語のスムーズな連携にまですすんでいない実情と、大学受験の影響を強く受ける高校英語を取り巻く現行の環境が現状のままだと子供たちの夢、小学校の先生方の努力がどれほど実を結ぶか気になるところです。